【パスワード限定】9月を徒然する

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▼ブログを開設した

 紆余曲折あり、日記・お仕事情報・作品展示の更新をこちらへ一本化しました。

 パスワード限定公開も可能であることが判明したので、月末恒例の徒然記事を中心に引き続きパス限記事の更新もしていきたいと思っています! 今後ともよろしくお願い致します。

 過去に別所で公開していた限定公開記事も、サルベージ可能なものはこちらへの掲載移行作業を進めています。初出公開から1年以上経過した一部のメイキング記事等は全体公開への切り替えを考えておりますが、何卒ご了承いただけますと幸いです。


▼イメージ香水をオーダーした

 一次創作のキャラクター(便宜上表現)たちをイメージして、香水を調合してもらうサービスを利用してみました。おもしろかった〜。

 ちなみにイメージの対象に選んだのはこの二人。




 左が『兄』で右が『妹』です。
 こんな感じ↓のオーダーシートを書いて注文しました。


  

 複雑怪奇かい。「キャラを直接イメージするんじゃなくて、『一方のキャラクターが別の相手キャラクターのために選んだ』という前提で調合してもらうことって可能なのか……?」とかなり疑問だったのですが、サービス元から届いたメッセージカード(別名『解釈レター』。調合師さんがどういう考えで香りを構成したかについて解説してくれている)の結びが "こう" だったので、本当に有難かったです。




 『兄が妹を愛おしく思う気持ち』より良いもの、地球上に無いらしいからな……。




 ちなみに全文はこんな感じでした。読んでいて「へーっそこを拾うんだ!」と思ったりして興味深かったです。言われてみればトップノートにキャラクターの『上澄み』が来るのって自然なのかも?

 肝心の香り自体は終始すごーく上品な仕上がりで、高校生の『妹』がつけるにしては大人っぽすぎない!? と若干ドキドキするのですが、それも不慣れな『兄』があーでもないこーでもないとぐるぐるしながら選んだ末の結果と思うと味わい深くてよかったです。粉っぽさは全然なくて、季節でいうと爽やかな5月といったところなので、そういう意味でフレッシュさと大人っぽさのバランスは絶妙かもしれない……。
 ラストノートの『桃』はフルーティーな桃というよりはピーチティーのような感じでふわ〜っと流れていくタイプの香りでした。『可愛気』の解釈として盛り込まれているのに相変わらず捉えどころは無いんだな……というのが却って更に可愛らしくてよかったです。

 キャラクターイメージ云々を置いても個人的に好きな系統の香りだったので、それも嬉しかったです。「は〜これを……『兄』が……『妹』に……なるほどね……」と思いを馳せながら楽しんでいます。すごくおもしろい体験だったので、気になる方は是非トライしてみてください〜。


▼占いをしてもらった

 一度「お金を払って占ってもらう」という体験がしてみたいんだよねーという話を出先で友達としていたら「じゃあ今しよう!」ということになり、最寄りの占い師さんに5分ほど占ってもらいました。持つべきものはフッ軽な友達。

 今回は数秘術+タロットでの占いでした。友達が先、私が後に占ってもらったのですが、終始和やかだった友達の占いから一転、私の番になって数字を見てもらっている最中、占い師さんがずっと「これは……すごいな……」というようなことを呟きつづけており、結果発表時も「これまでの人生、かなり大変だったと思うんですけど……」で口火を切られたのが異様な幕開けで愉快でした。そんなことあるんだ。
 「あなたはこの数字を持ってるから自分が楽しいと思うことをしつづけたほうがいい、他人に媚を売るの向いてないから。あとこっちの数字もあるんだけど、これはオタクの数字」と言われて咄嗟に(おや……? 聞き間違いかな……?)と思ったのですが、その後も「オタクの数字」を連呼され、「マニアックなことを掘り下げてそれを人に伝えたり広めたり、そういうことをするのが良いと思う」とのことで、まあ概ねそのような人生を送ってきた身としては納得感がありました。

 今後の運勢としては破壊と再生をキーワードに、あと1〜2年はじっくり腰を据えて頑張る時だね〜とのことでした。全体として悪いわけではないようで、ひとまずは今の仕事をじっくり頑張りたいなーと思います。今のお仕事すごく楽しくやりがいを持って担当させていただいているので……。

 人生初占い、思いがけない言葉も多かったですが、とてもおもしろかったです。誘ってくれた友人に感謝。また何か新しいことをはじめるときとかに占ってもらいたいな〜。


▼『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』を観た

 最高でした!!!!! デパプリの映画について、「最高!」となんの衒いもなく言えるのが本当に嬉しい。それくらい楽しくておもしろくて切なくて幸せなお話でした。制作に関わっていたすべての方に最大限の感謝を捧げたいです、初日に映画館へ行けてよかった〜!!
 もしこの記事をご覧になっている方のなかにデパプリ映画を観に行く可能性がゼロではない御仁がいらした場合、可能な限りフラットな第一印象でご鑑賞いただきたいので詳細な感想陳述はひとまず控えますが、或る程度上映状況が落ち着いたら所感ログを残しておきたい……。実を言うと先日、Twitter のスペースでお友達と軽く感想会を開いたのですが、そちらも極力クリティカルなネタバレを避けてのおしゃべりだったので。




 これは初日に観に行った映画館とはまったく関係ない場所で撮ったコメコメの写真。かわいいね。

 いや本当に……何かしら気になるポイントがあれば是非劇場へ足を運んでいただけたらなと……私も上映終わっちゃう前にもう一回観に行きたいよ〜!!


▼松濤美術館『装いの力―異性装の日本史』展覧会へ行った



 異性装をテーマにした展覧会を見に行ってきました。事前に概要や目録をチェックしながら「かなり本格的な内容みたいだし、ふわっとした興味だけで見に行って大丈夫かな……」と不安に思っていたのですが、展示作品はもちろん会場のキャプションがとても充実しており、誰でも没頭できるつくりになっていてすごく有難かったです。とりかへばや物語、メチャクチャ読んでみたい……。静御前を描いた絵画作品も構図や表情、光の捉え方が印象的でした。うんと昔の作品なのに、作者が何をどう描こうとしたかが如実に伝わってくるのってすごいなあ。
 近代のエンターテイメント表現として『ストップ!!ひばりくん!』も取り上げられたりしていて、身近な作品と遭遇できたのもなんだか嬉しかったです。展示作品のジャンルは絵画、小説、写真、衣装、映像……などなど多岐に渡っていて、『異性装』がずっと前から人々の創造性にさまざまな刺激を与えていた歴史的事実を実感しました。
 現実的な課題や諸問題を考えるに、卑近な関心だけで近付くのは気が引けるテーマですし、実際、展覧会の空気感は学術的な真剣さと社会への冷静な問いかけに満ちていましたが、だからこそたくさんの人に対してひらかれている展示になっていて、美術館という場が持つ責任や可能性についても改めて感じ入るきっかけになりました。見られるものの種類が豊富なだけに、物理的空間に足を運ぶ意義がそこかしこに遍在していて、interesting の意で本当におもしろかったな……。

 松濤美術館は建物自体も妙に珍しい構造になっており、上階から『中心』を見下ろして「なんで……?」の気持ちになったりもしていました。あれどうやって管理してるんだろう……?


▼来月の予定

 今月はなんだかんだアクティヴだったので、インプットは続けつつ暫く大人しく過ごしたい……。

 ちらと前述しましたが Twitter でスペースを開く専用のアカウント(普段は非公開設定)を取得したので、折を見てそちらで喋ったりもしているかもしれません。結局まだ『怪盗フラヌールの巡回』の話もできてないし……。
 ブログに動画を掲載することも可能らしいので、音声データに適当な画像をつけて動画仕様にした南無ラジオ・改をそのうち復活させたいですね〜。概ね予定は未定ですが、変化にめげず新しくできることを増やしていきたい所存です。

 だいぶ陽が短くなり、朝晩の気温も秋めいて参りましたので、皆さま寒暖差にお気をつけて健やかにお過ごしください。